松戸の歯医者、松戸駅徒歩3分「たけだ歯科クリニック」

■「親知らず」抜くか抜かないか、迷っていませんか？　2024/07/12
「親知らずは抜いた方がいいですか？」というご質問を診察時によくいただきます。確かに、トラブルのもとになりやすい歯ではありますが、必ずしも抜歯が必要というわけではありません。抜歯の必要性は、生え方などの状況によって異なります。

親知らずがトラブルになりやすい理由は、真っ直ぐに生えないことが多いためです。現代では食生活の変化などにより顎の骨が小さくなってきていますが、歯の大きさ自体はあまり変わっていません。そのため、比較的遅くに生える親知らずは、顎の中でスペースがなく、真っ直ぐに生えないことがよくあります。

例えば、斜めに生えて一部分だけ歯ぐきから見えたり、水平に生えて隣の歯を圧迫する場合、これを放っておくと、虫歯や歯ぐきの腫れ、歯並びの悪化、顎関節症の原因となります。このような場合は、抜歯することでトラブルを防ぐことができます。

歯科医院では、皆さまのお口を診察して、親知らずの状況から起きうるトラブルを予測し、抜歯する場合としない場合のメリットやデメリットをご説明しています。抜歯すべきか迷われている方や、親知らずに痛みや違和感を感じている方は、一人で悩まず、歯科医院へぜひご相談ください。

■顎の痛みを我慢している方いらっしゃいませんか？　2024/06/25
話したり食事をしたりするとき、歯だけでなく顎の関節や筋肉も動かします。「口を開こうとすると顎が痛む」「口が開きにくい」「口の開け閉めのときに顎がカクカクする」などの症状は、顎関節症かもしれません。顎関節症は、適切な治療やセルフケアによって改善が期待できます。

顎関節症は、さまざまな要因で顎関節や筋肉に負担がかかることで起こります。例えば、歯ぎしり、食いしばり、片側での噛み癖、うつぶせ寝、スマートフォンの長時間使用など、気づかないうちに習慣となっている行動が原因です。また、歯ぎしりや食いしばりは、ストレスが引き金になっていることが多いです。

顎の痛みは歯の痛みと同じように、食事を楽しめない、仕事や勉強に集中できないなど、日常生活に悪影響を及ぼします。歯科医院で診察を受け、正しい対策を講じて、早期改善を目指しましょう。顎の痛みも、お気軽に当院へご相談ください。

■年齢とともに変化するお口のトラブルを予防しましょう！　2024/06/24
年齢とともにお口の中や歯にトラブルが増えてきます。加齢による変化で、「噛みにくくなる」「歯周病やむし歯が進行しやすくなる」「ドライマウス（口の乾燥）」「歯を失う」といった問題が発生しやすくなります。これらの大きなトラブルを防ぐためには、早めに気づいて対処することが大切です。

歯がグラグラする、歯の本数が減る、合わない入れ歯を使い続けるなどの状況が続くと、食べ物をしっかり噛むことが難しくなります。しっかり噛めないことで咀嚼機能が低下し、唾液の分泌も減少します。さらに、常用している薬の影響で唾液の量が減ると、口の中が乾いて食事がしづらくなったり、発音が難しくなったりします。

唾液の減少により、歯や入れ歯が汚れやすくなり、口の中で細菌が繁殖しやすくなります。その結果、歯周病やむし歯が進行しやすくなります。そして、年齢が進むにつれて歯を失うケースも増えていくのです。